2023-05-30
「土地を売りに出したものの、なかなか売れなくて困っている」とお悩みの方も少なくありません。
なかなか買い手がつかない土地には、何かしらの理由があります。
今回は土地が売れない理由にはどのようなものがあるか、もしも土地が売れないとどうなるか、土地が売れない場合の対処方法についてご紹介します。
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土地が売れない理由のひとつは価格設定です。
土地の値段は需要と供給のバランスによって決まります。
需要に見合っていない価格が設定されているとなかなか売れません。
また、その土地の条件も売れにくい理由になることがあります。
道路に接していない、形が悪い、狭い、線路が近くにあるなどが売れない条件の例です。
隣接する土地との境界が確定していない土地も、将来トラブルに発展する可能性があるため、なかなか買主が現れません。
売れない土地にはこのような理由が何かしらあるものです。
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売れない土地がどうなるかというと、まず土地は所有しているだけで固定資産税や都市計画税の税金がかかってきます。
また、土地をそのままにしておくと雑草が生え、害虫の問題が発生する恐れもあります。
そのままほっておくとゴミの不法投棄などの問題に発展することもあるため、定期的な管理が必要です。
土地をきれいな状態で維持するための手入れや管理のためには維持管理費がかかります。
管理を怠ると近隣の住民とのトラブルの原因となる可能性も考えられます。
建物が建っている場合は、放火や犯罪者の侵入などの恐れもあり、よりしっかりした管理が必要です。
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土地に売れない条件がある場合は、まずは条件の改善に努めてみましょう。
境界がはっきりしていない場合は境界を確定させる、狭い場合は周辺の土地を購入して面積を広げるなど、条件を変えることで売れる可能性が高まります。
条件に問題がない場合は、思い切って値下げをするのもひとつの方法です。
売り出しから3か月経っても売れない場合は、価格の見直しも検討してみましょう。
前述のとおり、土地は持っているだけで固定資産税や都市計画税といった税金や維持管理費がかかります。
寄付や無償譲渡で手放すと売却益は得られませんが、税金や維持管理費は不要になります。
隣家であれば、買い取ってもらうことは難しくても、譲渡であれば受け入れてもらえる可能性もあるでしょう。
ただし、贈与税がかかる場合などは、受け取ってもらえないこともあります。