2022-11-15
「葬儀場や火葬場が近くにある不動産は売れにくい」と考える方は多いかもしれません。
葬儀場や火葬場が近くにある不動産はデメリットが生じやすいため、売却にはコツが必要です。
今回は、葬儀場や火葬場が近くにあるときの不動産売却のコツについて、価格への影響やデメリットもあわせて解説します。
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葬儀場や火葬場が近くにある不動産を売却するときは、必ずしも価格に影響するわけではありません。
気にするかどうかは買主にもよるため、気にしない買主であれば市場価格で売却できるでしょう。
周辺の生活環境が整っている不動産も、立地条件の良さから値下げの必要がないことが一般的です。
しかし、葬儀場や火葬場のような施設は人の「死」に関係しているため、「嫌悪施設」に該当するとされています。
嫌悪施設とは、多くの方から隣接した土地に住みたくないと思われる施設のことです。
買主が周辺の環境を気にするケースでは、相場価格より20~30%の値下げが必要になるでしょう。
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葬儀場や火葬場が近くにある不動産を売却するときのデメリットは、告知義務が発生することです。
葬儀場や火葬場が近くにあることは、心理的瑕疵に該当するおそれがあります。
告知義務を怠って売却した場合は、契約解除や損害賠償請求などのトラブルに発展するかもしれません。
また、買主が見つかりにくい可能性があることもデメリットです。
買主が見つかった場合でも、葬儀場や火葬場の近くであることを理由に値下げ交渉されるかもしれません。
なお、葬儀場や火葬場などの施設が建設される土地は、周辺の土地も含め宅地として利用できない区域の可能性もあります。
売り出す前に、売却する不動産に建設規制がないかを確認しておきましょう。
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葬儀場や火葬場が近くにある不動産を売却するときのコツは、初めから価格を下げて売却しないことです。
葬儀場や火葬場の近くであることを気にしない買主がすぐに見つかった場合は、近隣の相場価格で売却することも可能です。
売れにくい場合は、少しずつ価格を下げていきましょう。
買主の目に留まりやすくするために、初めから価格を下げて売却する方法もあります。
しかし、一度下げた価格は通常の価格に戻すことが難しくなるため注意が必要です。
住宅としての売却が難しいケースでは、建物を解体して土地として売却する方法もあります。
駐車場などさまざまな用途があるため、売却しやすくなるでしょう。
また、不動産会社の「買取」を利用することもおすすめです。
買主を探す必要がないため、スムーズな不動産売却が可能です。
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葬儀場や火葬場が近くにある不動産を売却するときは、必ずしも価格に影響があるわけではありません。
しかし、売却する際は告知義務があるため、買主への告知を怠らないようにしましょう。
私たち「佃不動産」では、大宮区を中心としたさいたま市で不動産売却のサポートをおこなっておりますので、売却に関してお気軽にご相談ください。