2022-06-07
住宅ローンの返済が滞り、自宅の売却を考えたときに、引っ越し費用が用意できるか不安に感じる方もいるかもしれません。
そんなときは引っ越し費用を出してもらえるかもしれない、任意売却を検討してみましょう。
今回は任意売却で引っ越し費用が出るケース・出ないケース、出してもらえる場合の費用の相場について解説します。
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任意売却は競売と違い、住宅ローンの借り入れ先である金融機関から引っ越し費用を出してもらえる可能性があります。
その理由は債権者にとって、任意売却のほうが競売よりも回収額が多いことが関係しています。
居住中でも強制的に引き渡される競売と違い、任意売却は通常の不動産売却と同様、引っ越しをして明け渡さなければなりません。
けれども、引っ越しができずに売主が住み続けていれば、任意売却が成立しなくなってしまいます。
そのため、引っ越し費用を捻出できずに競売となるのなら、引っ越し費用を負担しようと債権者が考えることになるのです。
金融機関が負担する引っ越し費用は、10万~30万程度が相場です。
ただし、金融機関が引っ越し費用を負担するのは義務でなく、出してくれないケースもあることに注意しましょう。
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任意売却での引っ越し費用は必ずしも出る訳ではありません。
次に引っ越し費用が出るケースと出ないケースについて見てみましょう。
引っ越し費用を出してもらうためには、交渉が大切になります。
債権者との信頼関係を築き、引っ越し費用が捻出できないことを理解してもらいましょう。
頼れる身内がいない、売れる財物がないなど、費用の工面が難しいことを伝えます。
またより高い値段で売却すれば、債権者の回収額が多くなるため、交渉がしやすくなる場合もあります。
間に不動産会社が入って交渉することでスムーズに話が進む場合もあるので、不動産会社に交渉をお願いするのも良いでしょう。
預貯金などの貯蓄があり、引っ越し費用を用意できる場合は交渉が難しいでしょう。
換金できる財物がある場合や、負担してくれそうな身内がいる方も認めてもらえない可能性があります。
また信頼関係が築けず交渉がうまく進まない場合も、引っ越し費用を出してもらえない可能性があります。
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任意売却は競売と違い、金融機関が認めてくれれば引っ越し費用を出してもらえる可能性があります。
引っ越し費用を出すことは義務でないため、金融機関との信頼関係を築くなど、出してもらうためのポイントを理解して交渉を進めましょう。
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